『プリンシプル オブ プログラミング』を読んで学んだ3つの原則

IT

本日は、個人的に好きなIT分野について投稿させてください。
みなさん、本を読んで「理解したつもり」になったけれど、数日後には内容を忘れてしまった…という経験はありませんか?
インプットばかりでアウトプットがないと、学んだことはすぐに抜け落ちてしまいますよね。

私もその重要性を実感しており、隙間時間にITの勉強を続けています。
そして先日、技術書 『プリンシプル オブ プログラミング』 を完読しました!
この場を借りて、書籍の学びをアウトプットしたいと思います。

📖 書籍の基本情報

タイトル:『プリンシプル オブ プログラミング 3年目までに身につけたい一生役立つ101の原理原則』

著者:上田 勲

出版社:秀和システム

概要
• プログラミングの普遍的な知識(プリンシパル)を 101のルール としてまとめた一冊
• 各プリンシパルは「What(何か?) / Why(なぜか?) / How(どうすればいいか?)」という構成で解説
コード例はなく、初心者でも理解しやすい内容

💡 印象に残った3つの原則

本書には 「一生使えるプログラミングの考え方」 が詰まっています。
その中でも、特に私が印象に残った 3つのプリンシパル をご紹介します!

① KISS – シンプルにする

Keep It Simple, Stupid.(シンプルにしておけ、愚か者よ!)
Keep It Short and Simple.(シンプルかつ簡潔に!)

📌 学びポイント

コードや成果物はできるだけシンプルにするべき!
Less is More(より少ないことは、より豊かなこと)

📝 概要

エンジニアはクリエイティブな仕事なので、つい個性を出したり、新しい技術にチャレンジしたくなります。
しかし、プログラミングで本当に大切なのは 「顧客に価値を提供すること」 です。

💡 「これ、今本当に必要?」 を常に意識することが大切!

• 必要ないコードを勝手に追加しない
• 「親切心」で余計な機能を作らない
• メンテナンスの負担を減らすため、シンプルな設計を心がける

これは コードだけでなく、ドキュメント作成にも共通する考え方 です。
複雑すぎると、読み手の理解を妨げることになります。
「伝えたいことをシンプルにまとめる」 ことが、結果的に仕事の質を上げるのだと実感しました。

② Rubber Ducking – ゴムのアヒルに話す
📌 学びポイント

質問する前に、まずモノに説明してみる!

📝 概要

みなさん、質問している最中に 「あ、今自分で答えわかった!」 となった経験はありませんか?
これは 「ラバーダッキング」 と呼ばれるデバッグ手法です。

💡 やり方は簡単!
1. 目の前の 無機物(例:ゴムのアヒル🐤、ぬいぐるみ🧸、PCの画面) に向かって問題を説明する
2. 順序立てて話すうちに、頭が整理されて自己解決する

🛠 実践してみたら、本当に効果アリ!
• 「エラーの原因を言葉にすると、解決策が見えてくる」
• 「質問する前に、自分で理解できているか確認できる」

簡単に試せるので、ぜひやってみてください!😊

③ コンテキスト – 背景を押さえると理解が深まる
📌 学びポイント

「前提」を理解しているだけで、コードの読みやすさ・質問の伝わりやすさが格段に上がる!

📝 概要

例えば、下の問題を解いてみてください。
💡 【クイズ】下記のひらがなを並び替えて言葉を作りましょう!
1問:ま・な・つ・ひ・り
2問:ら・ん・い・ど・く
3問:こ・り・と・う・の
4問:た・け・あ・ん・き(都道府県)
5問:お・か・ふ・さ・お(都道府県)
6問:ま・ご・し・ん・か・け(都道府県)
📌 【答え】(ページ最後に記載)

1~3問目より 4~6問目の方が解きやすかった のでは?
これは 「都道府県」というヒント(コンテキスト)があったから!

💡 仕事でも同じことが言えます!

コードを読むとき → どの機能のどの処理かを意識すると理解が早い
質問するとき → いきなり細かい話をするより、まず「全体像」を説明する方が伝わりやすい

この考え方は エンジニアに限らず、すべての社会人に役立つスキル だと感じました!

📝 まとめ

『プリンシプル オブ プログラミング』を読んで、エンジニアだけでなく 社会人全般に役立つ原則 が多いと感じました。
この考え方を 早いうちに身につけるだけで、業務効率が格段に向上する と思います!

📌 エンジニアの心得
「コードは顧客の資産」 だから、品質を意識する
シンプルなコード・シンプルな仕事を心がける
常に「これって本当に必要?」と考える

学ぶことが多いIT業界ですが、少しずつ自分のものにして、エンジニアライフを楽しみましょう! 🚀

最後に問題の答えは下記になります。
1問:ま・な・つ・ひ・り → ひなまつり
2問:ら・ん・い・ど・く → いくらどん
3問:こ・り・と・う・の → こうのとり
4問:た・け・あ・ん・き(都道府県) → あきたけん
5問:お・か・ふ・さ・お(都道府県) → おおさかふ
6問:ま・ご・し・ん・か・け(都道府県) → かごしまけん

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