世間の「正解」は、本当にあなたの正解?

映画

人に流されて、世間の「正解」に合わせてしまうことはありませんか?

好きな色より無難な色を選ぶ。
好きな俳優より、人気の俳優を推す。
やりたい仕事より、安定した仕事を選ぶ。

そんなふうに「世間一般の正解」に流されてしまうこと、あると思います。

でも、果たしてそれは本当に自分にとっての正解なのでしょうか?

今回は、そんな問いを投げかけてくれる映画『グレイテスト・ショーマン』について語りたいと思います。


あらすじ

貴族の娘チャリティと結婚し、2人の娘たちと幸せに暮らすバーナム。彼は貿易商に勤めていたが、ある日、会社が倒産。収入を失ったバーナムは銀行からお金を借り、パリで博物館を開館する。

しかし、客足は伸びず、閑古鳥が鳴くばかり。そこで彼は、小柄な大人の男性や、髭の生えた女性、犬男、全身タトゥーの男など、世間から除け者にされていた人々に目をつけ、サーカスを企画する。すると、それが大成功し、一躍時の人となる。

そんなある日、バーナムはイギリス皇帝に謁見し、その場で人気オペラ歌手ジェニーと出会う。彼女の歌声に感動したバーナムは、彼女のアメリカ公演を手配し、上流階級の人々からも認められるようになる。

だが、それと同時に、バーナムは公演の成功ばかりを追い求めるようになり、サーカスの仲間たちへの配慮が欠けていく。さらに、サーカス団と市民の間で暴動が起こり、劇場は焼失。すべてを失ったバーナムだったが、仲間たちの支えのもとで再び立ち上がり、家族や仲間の大切さに気づいていく――。

感想

映画の冒頭では、バーナムは貴族の娘と結婚するものの、義父から「いずれ娘は貴族のもとに戻る」と冷たく言われます。また、サーカスが成功しても、上流階級の人々は彼を認めようとせず、冷たい視線を向け続けます。

そんな中で、バーナムはオペラ公演の成功によって、ようやく世間から認められる。しかし、それと引き換えに彼は、ずっと支えてくれた仲間たちをないがしろにしてしまう。

このシーンを見て、「有名な学校に進学しなさい」「大企業や公務員になりなさい」といった親の言葉を思い出しました。確かに、大きな舞台で成功することには価値があります。でも、それが本当に自分にとっての幸せなのか? そう問いかけられるような気がしました。

バーナムは最終的に、家族や仲間のもとへ戻る道を選びます。そして、サーカスという自分の信じた場所で成功をつかみ取る。この物語は、世間の評価よりも、自分が大切にしたいものを選ぶことの大切さを教えてくれる作品だと感じました。

ミュージカルの魅力

この映画の魅力はストーリーだけではありません。何より、ミュージカルシーンが圧倒的に素晴らしいです!

特に私のお気に入りは「This Is Me」。
この曲は、自分にしかない個性を誇りに思い、堂々と生きる力強さを感じさせてくれます。どんなに元気がないときでも、一瞬で勇気をもらえる曲です。

さらに、YouTubeにアップされているオフショット映像も必見!
https://www.youtube.com/watch?v=g91RzJqMNhU

キャストたちの本気の歌声や、撮影現場の熱気が伝わる映像なので、ぜひ見てみてください。

まとめ

『グレイテスト・ショーマン』は、世間の正解に流されるのではなく、自分の信じた道を大切にすることの大事さを教えてくれる映画です。

私も、日々の小さな選択の中で「本当に自分が望んでいることは何か?」を見つめながら、後悔のない選択をしていきたいと思いました。

この映画を観ると、きっとあなたも「世間の評価」と「本当の幸せ」について考えさせられるはず。ぜひ、一度観てみてください!

現在AmazonVideoで公開中です。

映画
スポンサーリンク
シェアする
tomo29をフォローする

コメント

タイトルとURLをコピーしました