はじめに(期待していたこと)🌱
エンジニアとして働いているみなさんは、SQLをどのくらい体系的に学んだ経験がありますか?
私は新人研修や現場での実践を通じて基本を学び、性能試験などを通じてインデックスやパーティションを意識するようになり、「まあまあ理解できているかな」という自信がありました✨
でも実際には、体系的に勉強したことがなかったので、抜け漏れや根本的な理解不足があるんじゃないかと不安に感じていたんですよね💦
そこで救世主として期待したのが『達人に学ぶSQL徹底指南書 第2版』📘
今回はこの書籍を読んだ正直すぎる感想と、学んだポイントをエンジニア目線でレビューします!👨💻
(※あくまで個人の感想です🤣)
実際の内容と感じたギャップ😲
本書を手に取る前は、「現場で即役立つSQLテク満載!」と期待していたんですが、実際に読んでみると、まさかのコンピュータサイエンス寄りのニッチな技術やSQLの歴史が中心…
予想の斜め上をいってました😂
現場で活かしづらいと感じたポイント
📌 CASE文や結合などの記載がピンポイントで細かい!
CASE文や結合などが細かく紹介されすぎていて、SQL初心者の私には「ここどこ?私は誰?」状態
体系的に理解してないと迷子になる仕様でした(笑)。
使えるテクニックもあったのですが、初心者にはハードルが高めかなと感じました。
📌 第2部の『リレーショナルデータベースの世界』が理論的すぎる
書籍の約4分の1を占めるパートで、RDBの歴史や理論(特にNULLが生まれた背景など)が深く掘り下げられています。
これは好きな人にはたまらない内容ですが、現場での実務に直結するポイントが少ないため、実践を求める人には物足りない印象でした。
正直「NULLの生い立ちをこんなに詳しく知る必要あった…?」とツッコミながら読んでました🤣
逆に、参考になった点🌟
でも、「おっ、これは使えるかも!」と思えるテクニックもちゃんとありました
特に気に入った4つを紹介します💡
1️⃣ CASE文の効果的な使い方✨
本書には「WHERE句で条件分岐させるのは素人。
プロはSELECT句で分岐させる」と記載があり、ハッとさせられました。
SELECT句をはじめ、WHERE句、GROUP BY句、HAVING句、関数など多くの場面で活躍するCASE文を使えば、今までSQLを複数回叩いたりExcelで整形していた手間が劇的に改善します。
2️⃣ ウィンドウ関数の実践的利用📊
正直、現場ではあまり触れることのなかったウィンドウ関数でしたが、本書の明確な例を通じて「これ便利だ!」と気づかされました。
例えば、ウィンドウ関数を使えば、一回のクエリで処理が可能です。
また、名前付きウィンドウを使うことで、コードの可読性もぐっと向上します。
関数として再利用も可能で、複数のデータに同一処理を適用するときに便利です。
3️⃣ NULLの注意すべきポイント⚠️
SQL特有の「3値論理」について解説されており、「NOT INを使ったときに対象カラムにNULLがあると結果が空になる」という意外な落とし穴を知れたのは収穫でした。
NULLをつけたくないカラムはNOT NULL制約を設けるべき、という実践的なアドバイスもあり、設計段階から役立つ知識でした。
4️⃣ SQL問題の活用で実践トレーニング💨
本書には200以上のSQL問題が掲載されており、実際にコードを動かしながら学習できるのもポイント高め。
SQLはデバッグが難しい分、自分の手で動かし、試しながら理解する大切さを再認識できました。
こんな人には向いているかも🤔
この書籍が向いているのは、SQLを根本からしっかり学びたい方や、複雑なSQLを頻繁に書く必要がある方。
RDBやSQLの歴史や理論を深掘りしたい人にはまさにぴったり。
今後の技術発展を考える上でも貴重な知識になるでしょう。
逆に、私のように現場のノウハウや即戦力のSQLテクニックを求めている人には少し難易度が高め。
自分の目的に応じて手に取るか検討してみてください。
まとめ:今回の読書で学んだこと☕️
この書籍は、SQLの技術そのものより、「技術が生まれた背景や哲学」にスポットが当たっている感じでした📚
つまり、「SQL好きがニヤニヤするための本」だと思います(笑)。
私自身、実践的な知識を期待しすぎていたため「ちょっと違ったかな…」というのが正直な感想。
でも、今後より複雑な課題にぶつかったときには必ず再訪したいと思える一冊でした。
今回の学びは「目的に合った本を選ぶ大切さ」。
次からは、自分が今学ぶべきことを意識しながら本を選んで、モチベーション高く効率よくスキルアップしていこうと思います💪✨
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