🍫 はじめに:夜の「甘いもの欲」とどう付き合うか
仕事が終わったあと、
「チョコレート食べたい…でも、寝る前の糖分はちょっと罪悪感」
そんなことはありませんか?
僕自身、まさにそのタイプです。
甘いものは欲しい。でも、健康や睡眠を考えると毎日チョコをかじるのは控えたい。
そこで頼りになるのが、ルピシアのチョコレート風味紅茶「テオショコラ(THE AU CHOCOLAT)」。
固形チョコレートよりも“チョコレートらしい香り”が立つのに、糖分はゼロ。
しかも、冬の夜にホットで飲むとしっかり体も温まる。
この記事では、
・テオショコラの香り・味の正直レビュー
・仕事後や冬の夜にどう生活設計に組み込むか
・ミルクティーアレンジやおすすめの淹れ方
までまとめていきます。
「チョコ欲」と「睡眠・健康」の両立を考えたい人に向けた、実用ガチ寄りのレビューです。
※この記事は、筆者の個人的な感想や経験をもとにしたものであり、特定の健康効果や医療的な効能を保証するものではありません。
📝 テオショコラとは?基本情報と信頼性
まずは、どんな紅茶なのかを整理しておきます。
- 販売元:ルピシア
- フレーバー:ビターチョコレート風味
- 原材料:紅茶、カカオニブ、ココアパウダー など
- 特徴:甘さではなく、“ビターなカカオ香”が主役
ルピシア公式では、
ビターチョコレートをイメージし、カカオニブとココアパウダーをブレンド。
深いカカオの香りは、ストレートでもミルクやリキュールを加えても美味。
と紹介されています。

さらに、テオショコラは パリのチョコレートの祭典「サロン・デュ・ショコラ」 にも出展され、
「紅茶とチョコの香りのバランスが完璧!」
「香りがとっても上品ね」
といったコメントも紹介されています。

(出典:ルピシア マガジン パリ特集ページ)
🧪 カフェインについて
テオショコラは紅茶ベースのため、通常の紅茶と同程度のカフェインが含まれています。
夜に飲む場合は、カフェインに敏感な方は時間帯を少し調整すると安心です。
香りの満足度が高いので、僕は夕方〜夜のリラックス習慣として取り入れています。
👃 香りの特徴:固形チョコより“チョコらしい”
テオショコラは、とにかく香りが主役の紅茶です。
開封した瞬間
- カカオ70〜75%のビターチョコを割ったときのような、 焙煎香とビターな甘さが一気に立ち上がる
- 「チョコって、こんなに香りあったっけ?」と思うぐらい強い
正直、「チョコレートって、食べているときより“香り”を意識しない」という人も多いと思います。
でもテオショコラは、その“香りだけ”をぐっと前に引き出してくるので、チョコの香りを一番はっきり楽しめる形が紅茶になったイメージです。
抽出後
お湯を注いだあとも香りは逃げず、
カップを口元に近づけるたびにビターショコラの香りがふわっと広がります。
- 香りはしっかり濃厚
- でも、後味は重たくない
- 冬の夜に深呼吸するように、香りを吸い込みたくなる
「香りだけで少し満たされる」そんな一杯です。
☕ 味わいレビュー:甘くない、大人のビターショコラ
ストレートで飲んだとき
- 一口目は、カカオのビター感と紅茶の渋みが合わさって「キリッ」とした印象
- 抽出時間を3分に抑えると渋みは控えめで、 カカオのコクを楽しめる“ほろにがチョコ紅茶”
- 4分以上しっかり抽出すると、 渋みが出るので「あ、これは完全に大人向けだな」と感じる渋みが出てきます
甘くないのに、甘いものを飲んだ気持ちになれる。
このギャップが、夜に飲む価値です。
ミルクティーにしたとき
テオショコラの本領発揮は、むしろこちらかもしれません。
- 牛乳を加えると、苦味がまろやかになり → ミルクチョコレートのようなニュアンスに
- 砂糖を入れなくても、チョコの香りとミルクのコクだけで十分“デザート感”
特に「食後に何か甘いものを追加したくなるクセがある」という人には、強くおすすめしたい飲み方です。
🔍 チョコ×紅茶が相性の良い理由
タンニン(紅茶の渋み)とカカオ(油分・コク)のバランス
- 紅茶に含まれる「タンニン」は、味を引き締める渋み成分
- カカオに含まれる脂質・コクが、その渋みを包み込み、 “渋すぎず、甘すぎない”バランスに調整してくれます
結果として「ブラックだと渋すぎる」「ミルク多めは重い」という人でも、好みの飲み口をつくりやすいのがチョコ×紅茶の組み合わせです。
香りのレイヤーが深くなる
- 紅茶:フローラル寄りの香り
- カカオ:焙煎香・ビター感・ナッツ系のニュアンス
この2つが重なることで、単体の紅茶やココアでは作れない“奥行きのある香り”が生まれます。
リラックスタイムとの相性
紅茶やカカオに含まれる成分は、リラックスタイムに取り入れる飲み物としてよく選ばれていますが、効果の感じ方は人それぞれです。
僕は「香りと温かさで、頭のノイズが一段下がる感覚を得やすい一杯」として生活に組み込むのがちょうどいい距離感だと思っています。
🧩 生活を“紅茶で設計”する:テオショコラ活用シーン
「美味しい」で終わらせず、どう生活に組み込むかまで設計していきます。
テオショコラはカフェイン入りの紅茶なので、夜の飲用は体質によって向き不向きがあります。
「甘いもの欲を満たしたい」目的なら夕方、「読書や作業のスイッチを入れたい」なら夜と、
目的で飲む時間帯を分けると無理なく生活に組み込みやすいです。
仕事後の「甘いもの欲」リセット用ルーティン
こんな人向け:
- 帰宅後、ついお菓子をつまんでしまう
- でも、健康や睡眠のために控えたい
ルーティン案:
- 帰宅して手を洗ったら、まずケトルにお湯をかける
- テオショコラをポットにセット(2.5〜3g)
- 抽出している3分の間に、その日一番うまくいったことをメモに1行書く
- カップに注いで、香りを3呼吸ぶんゆっくり味わう
「何か食べたい」を「香りを楽しみたい」にすり替えるイメージです。
食べる量をゼロにする必要はありませんが、“まずテオショコラから”にすると、甘いお菓子の量を自然と減らしやすくなります。
冬の夜の“ホットスイッチ”
冬は、手先の冷えや集中力の途切れ、夜に頭が冴えてしまうといった悩みが一気に出やすい季節です。
そんなときの、夜用ホットスイッチとしてテオショコラを使うのもおすすめです。
- 寒い夜:ストレートでキリッと
- ゆっくり本を読みたい夜:ミルクティーでデザート感をプラス
「温度+香り」で身体と頭の両方のモードを切り替えるイメージで使えます。
休日の“ご褒美デザート紅茶”として
休日の午後、スイーツを用意するほどではないけれど、
ちょっと気分を上げたいとき。
- テオショコラ+ミルク
- そこに少量のきび砂糖 or はちみつを加える
だけで、完全に“飲むミルクチョコレート”モードになります。
ケーキやアイスがなくても、「デザートを楽しんだ満足感」がちゃんとあるので、人によってはコンビニスイーツを手に取る回数が少し減るきっかけになるかもしれません。
🥛 おすすめの淹れ方・アレンジレシピ
基本のストレート
- 茶葉:2.5〜3g
- お湯:95℃
- 抽出時間:2.5〜3分
※3分以上になると渋みが強くなるので、ビターが苦手な方は短めから試すのがおすすめです。
ミルクチョコレート風アレンジ
- 茶葉:3g
- お湯:90〜95℃で3〜4分
- 濃いめに抽出してから、 温めたミルクを30〜50mlほど加える
砂糖なしでも“チョコデザート感”がしっかり出ます。
甘さが欲しい人は、きび砂糖をティースプーン1/2程度から。
❓ こんな人におすすめ/あまり向かない人
向いている人
- 夜に甘い香りを楽しみたいけれど、糖分は控えたい
- 甘すぎるフレーバーティーが苦手
- ビター系チョコレート(カカオ70%前後)が好き
- 冬場、ホットドリンクで気分を切り替えたい
- 作業前・読書前に“香りで頭を整える時間”を作りたい
向いていないかもしれない人
- ミルクティーでも“しっかり甘さ”が欲しい
- カカオのビター感が苦手
- 紅茶の渋みが少しでも気になる
こうした人には、もっと甘め・やさしめのフレーバーティーの方が合うかもしれません。
🔗 テオショコラが気に入った人におすすめの記事
テオショコラが気に入った人・気になった人には、
以下の記事も合わせて読むと“紅茶で生活を設計するイメージ”がさらに広がります。
「ルピシア ボンヌシャンスレビュー」 → ハーブ寄りの香りで“気持ちを軽くしたい日”向けの一杯
「Smoky Sakura(スモーキーサクラ)レビュー」 → 焚き火のようなスモーキーさと桜の香りで、 夜の思考整理タイムにぴったりな和紅茶
「マリアージュフレール 西武池袋店レポ」 → 紅茶専門店で自分の一本を探したい人向けの記事
テオショコラをきっかけに、「夜の甘いもの欲をどう満たすか」「仕事モードからどう切り替えるか」「休日をどうご褒美にするか」を、あなた自身の紅茶習慣として組み立てていくヒントにしてもらえたら嬉しいです。
🔚 まとめ:テオショコラは“夜に自分を甘やかすためのビター紅茶”
- 固形チョコよりも香りが強く、糖分ゼロ
- ビターで大人っぽい味わい
- ミルクを加えると、デザート感を出しつつも重くない
- 仕事後の甘いもの欲・冬の夜のリラックス・休日の小さなご褒美にちょうどいい一本
テオショコラは、「甘いものを我慢する」のではなく、「紅茶の香りで満たす」という選択肢をくれる紅茶だと感じています。
チョコレートと紅茶、どちらも好きな人なら、一度は試して損はない一杯です。






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