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デカフェ紅茶は美味しくない?味の違いとカフェインの抜き方・選び方

デカフェ紅茶は美味しくない?味の違いとカフェインの抜き方・選び方 Tea Review
この記事は約8分で読めます。

🍵 はじめに

カフェインを控えたくてデカフェの紅茶を買ってみたけれど、「なんだか物足りない」と感じたことはありませんか?
反対に、「デカフェは美味しくない」と聞いて、試すのをためらっている方もいるかもしれません。

美味しいかどうかは、好みなので人によって違います。
それでも、なぜ味が違うと言われるのかを知っておくと、自分に合う1杯を選びやすくなります。

この記事では、メーカーの公式の説明と、公的機関の資料から、デカフェ紅茶の味とカフェインについてまとめました。
カフェインの抜き方、デカフェ・カフェインレス・ノンカフェインの言葉の違い、ティーバッグと茶葉の選び方の順に見ていきます。

■ 先に答え

疑問答え
デカフェ紅茶は美味しくない?好みによる。風味が軽くなると書くメーカーもある
どうやって抜いている?二酸化炭素を使う方法と説明するメーカーが多い
デカフェとカフェインレスの違いは?紅茶には、日本の公的な定義が見つからなかった
カフェインはゼロ?ゼロとは限らない。少し残ることがあるとメーカーも書いている
ティーバッグと茶葉は?どちらにもデカフェがある

気になる疑問から、読んでみてください。


🤔 デカフェ紅茶は美味しくないって本当?

美味しいかどうかは好みで、人によって違います。
ただ、カフェインを抜く処理で、紅茶の風味が軽くなることがある、と書いているメーカーはあります。

紅茶の専門店ハーニー&サンズは、デカフェの商品の説明に、カフェイン除去処理により、紅茶の風味が軽くなっていますと書いています。
これは一つの商品の説明なので、デカフェがどれも同じというわけではありません。
同じハーニー&サンズも、風味や香りが損なわれないよう工夫を重ねている、と説明しています。

私は、ルピシアのデカフェ・マスカットを飲んだとき、ちゃんと紅茶だと感じました。
ルピシアのフレーバードは日本人好みで、甘い香りも残っているけれど、紅茶らしい渋みもあったからです。

実は、デカフェのストレートティーはあまり飲まず、デカフェを飲むときはフレーバードにしています。
そのうえで、フレーバードどうしで比べると、デカフェとふつうの紅茶で、とくに違いは感じません。
ピュアティーのデカフェは、飲んだことがありません。

📚 この項目の参考

■ なぜ「味が違う」と言われるの?

メーカーの説明を見ると、カフェインを抜くときに、風味を保つ工夫をしていることが分かります。

ルピシアは、お茶の品質をできるだけ損なわない製法でカフェインを除いている、と説明しています。
さらに、カフェインを除いてもお茶の味わいが生きる茶葉を選んでいるそうです。
日東紅茶も、本来の風味をできるかぎり保ちながらカフェインを取り除いている、としています。

一方で、トワイニングは、アール グレイの香りと味わいはそのままに、カフェインレスに仕上げたと説明しています。
メーカーによって、書き方はさまざまです。

「デカフェは美味しくない」と言われる理由を、メーカーがはっきり説明したページは見つかりませんでした。
味の感じ方は、抜き方や茶葉、香り付けで変わるので、1つ試して合わなくても、ほかのものを試す余地はあると思います。

📚 この項目の参考


🧪 デカフェ紅茶は、どうやってカフェインを抜いているの?

二酸化炭素を使ってカフェインを抜く方法を、多くのメーカーが説明しています。
メーカーは、この方法を「超臨界二酸化炭素抽出法」などと呼んでいます。

紅茶の葉には、もともとカフェインが含まれています。
デカフェの紅茶は、茶葉からカフェインを抜いてから商品にしたものです。
私も、デカフェは事前にカフェインをある程度抜いているもの、と理解しています。

メーカーごとの説明を並べると、こうなります。

メーカー抜き方の説明
ルピシア超臨界二酸化炭素抽出法
トワイニング超臨界二酸化炭素方式(薬剤を使用しない)
日本緑茶センター(ティーブティック)超臨界二酸化炭素抽出法
ハーニー&サンズ二酸化炭素工法
日東紅茶化学薬品を使用しない方法(名前は書いていない)

※2026年9月に、各メーカーの公式ページで確かめた内容です。
リプトンのカフェインレスティーのページには、抜き方の説明はありませんでした。

抜き方が気になるときは、箱の表示やメーカーのページを見てみてください。
同じ「デカフェ」でも、説明の書き方はメーカーによって違います。

📚 この項目の参考


🔤 デカフェ・カフェインレス・ノンカフェインの違いは?

紅茶では、この3つの言葉に、日本の公的な定義が見つかりませんでした。
コーヒーには決まりがありますが、紅茶には当てはまりません。

コーヒーには、全日本コーヒー公正取引協議会の決まり(公正競争規約)があります。
カフェインを90パーセント以上除去したコーヒーを、「カフェインレスコーヒー」「デカフェネィテッドコーヒー」などと表示する、という決まりです。
ただ、この決まりの対象は、レギュラーコーヒーとインスタントコーヒーです。
消費者庁の、公正競争規約がある業種の一覧にも、紅茶やお茶は入っていませんでした。

そのため、紅茶の言葉の使い方は、メーカーによって違います。
たとえば日本緑茶センターは、次のように説明しています。

言葉日本緑茶センターの説明
デカフェカフェインを含む茶葉から、できる限りカフェインを取り除いたもの
カフェインレスカフェインが少ないもの
ノンカフェインもともとカフェインを含まないもの(ハーブティーなど)

ルピシアは、デカフェの紅茶を「デカフェ(低カフェイン)」の売り場に置き、ノンカフェインのお茶とは分けています。

カフェインをとりたくないときは、ノンカフェインのお茶という選び方もあります。
厚生労働省の睡眠ガイドは、茶葉を使っていない麦茶やそば茶、ハーブティーなどを挙げています。
食品安全委員会の代表値では、麦茶とそば茶のカフェインは0mgです。

📚 この項目の参考

■ デカフェ紅茶のカフェインはゼロ?

ゼロとは限りません。
メーカー自身も、カフェインが少し残ることがあると書いています。

ハーニー&サンズは、微量のカフェインはどうしても残ってしまいますと説明しています。
日本緑茶センターも、デカフェにはわずかにカフェインが残っている場合がある、という説明です。
日東紅茶のカフェインレスは、1ティーバッグ(2g)あたりカフェイン0.008g以下と書いています。

ふつうの紅茶は、文部科学省の食品成分表で、淹れた液100mLあたり30mgのカフェインがあります。
デカフェは、それよりカフェインを減らしたもの、と考えると分かりやすいと思います。

私も、デカフェにカフェインが少し残ることは知っていました。
そのうえで、デカフェと書いてある分、飲みやすいと思っています。

農林水産省のページには、カフェインを少なくしたい妊婦や授乳中の方などには、デカフェの製品も選択肢の一つ、とあります。
ただ、体の状態は一人ひとり違います。
妊娠中や持病があるときの個別の判断は、医師・専門家に相談してください。

夜に紅茶を飲むときのことは、こちらにまとめています。

📚 この項目の参考


🛒 デカフェ紅茶は、ティーバッグと茶葉のどちらを選ぶ?

ティーバッグにも茶葉にも、デカフェがあります。
手軽さで選ぶか、香りの種類で選ぶか、飲む場面に合わせて選べます。

2026年9月の各メーカーの公式ページでは、日東紅茶・トワイニング・リプトンのデカフェは、ティーバッグでした。
ルピシアのデカフェ・マスカットは、茶葉の袋とティーバッグの両方があります。

蒸らす時間は、メーカーによって違います。
日東紅茶のカフェインレスは約2分、ルピシアのデカフェ・マスカットは2.5〜3分が目安と書かれています。
まずは箱に書かれた時間で淹れてみるのが、味を比べる近道だと思います。

私は、ルピシアのデカフェをティーバッグで飲んでいます。
デカフェを飲むのは夜なので、ポットに入れてガツガツ飲むというより、ティーカップに入れて落ち着いて飲むことが多いです。

📚 この項目の参考

■ フレーバードのデカフェという選び方

香りを付けたフレーバードのデカフェから試す、という選び方もあります。

私が最近、夜によく飲んでいるデカフェは、ルピシアのデカフェ・マスカットとデカフェ・アールグレイです。
ルピシアのフレーバードの香り付けは、日本人好みな気がしています。
ルピシアのほかに、軽井沢紅茶館サンビームで買ったデカフェのトロピカルティーも飲んでいます。
こちらもティーバッグで飲んでいます。
夜寝る前の一杯だからです。

私は、デカフェでも蒸らす時間が長くて渋いと、気分的に目が覚めたりします。
なので、フレーバードで香りを楽しむほうがいいかもしれない、と思っています。
ただ、これは私の場合で、感じ方には個人差があります。

📚 この項目の参考


💡 まとめ

デカフェ紅茶が美味しいかどうかは好みですが、味の違いには、抜き方や茶葉、香り付けが関わっています。

  • 風味が軽くなることがある、と書くメーカーもあれば、保つ工夫をしていると書くメーカーもある
  • 抜き方は、二酸化炭素を使う方法と説明するメーカーが多い
  • 紅茶のデカフェ・カフェインレスには、日本の公的な定義が見つからなかった
  • デカフェでも、カフェインがゼロとは限らない
  • ティーバッグにも茶葉にも、デカフェがある

紅茶のデカフェは、デカフェ感が少ないかな、と思っています。
私の場合、コーヒーのデカフェは、奥深さのようなものが足りず、少し酸っぱさを感じて、違うなと分かることがあります。
でも私の感じ方では、デカフェの紅茶は、カフェインを抜いてある分、フレーバードなどの味が際立って、ジューシーに飲めます。
デカフェだから嫌だな、と最初から嫌ってしまうのは、ちょっともったいないと思うんです。
私にとっては、デカフェだからこそ落ち着いて飲めるので、夜の時間にどうぞ。

手元にデカフェの箱があれば、まずはカフェインの書き方と蒸らす時間を見てみてください。
抜き方や残りの量の書き方を知るだけでも、次の1箱を選びやすくなると思います。

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