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紅茶の歴史をざっくり知るには?中国から日本まで5つの流れで

「紅茶の歴史をざっくり」の帯。緑の布をかけた机に、湯気の立つ青い縁のカップの紅茶と青い模様のポット、古い革の本、茶葉をのせた真鍮のさじ、生の茶葉 Tea Review
この記事は約5分で読めます。

🍵 はじめに

紅茶の歴史を知りたいけれど、年号や人の名前が多くて、どこから読めばいいか迷いませんか?
アフタヌーンティーやボストン茶会事件など、聞いたことのある話がどうつながるのかも気になりますよね。

実は、紅茶の歴史は、中国・オランダ・英国・インドとスリランカ・日本の5つの流れで見ると、ざっくりつかめます。

この記事では、日本紅茶協会などの説明から、紅茶の歴史の大きな流れをまとめました。
紅茶検定の勉強で、私がどう覚えたかも書きます。

■先に答え

紅茶の歴史を中国・オランダ・英国・インドとスリランカ・日本の5つの流れでつかむスライド
流れざっくり言うと
1. 中国お茶の原種は中国の雲南省あたりに自生していたとされる
2. オランダ17世紀、オランダによって中国からヨーロッパへ
3. 英国1662年のキャサリン王妃の話、アフタヌーンティー、ボストン茶会事件(1773年)
4. インドとスリランカ19世紀に入ってから、お茶の栽培に成功
5. 日本初めての輸入は明治20年(1887年)で、たったの100kg

年号は、出典によって違うものがあります。
この表では、出典で違いがない年号を中心にしました。


🌱 紅茶はどこから始まった?

お茶の原種は中国の雲南省あたりに自生していたとされることをまとめたスライド

お茶の原種は、中国の雲南省あたりに自生していたとされます。

日本紅茶協会は、お茶が飲み物として一般化したのは6世紀以降だと説明しています。
ただ、紅茶になった経緯については、定説はありません、と協会は書いています。

始まりがはっきりしないところも、紅茶の歴史のおもしろいところです。

📚 この項目の参考


⛵ どうやってヨーロッパに伝わった?

お茶が17世紀にオランダによって中国からヨーロッパへ伝わったことをまとめたスライド

お茶は17世紀に、オランダによって中国からヨーロッパへ伝えられました。

日本紅茶協会の説明は「オランダによって」までで、運んだ会社の名前は書かれていません。
英国の紅茶の団体(UK Tea & Infusions Association)は、最初の茶が届いたのを1606年としています。

ヨーロッパに届いた年は、出典によって書き方が違います。

📚 この項目の参考


🏰 英国ではどう広まった?

英国で17世紀にお茶が売られ始めたことと、キャサリン王妃・アフタヌーンティー・ボストン茶会事件をまとめたスライド

英国では、17世紀にお茶が売られ始めました。

英国で最初にお茶が売られた年は、日本紅茶協会の説明では1657年です。
英国の紅茶の団体は、日付のある最初の記録を1658年としています。

話出典の説明
キャサリン・オブ・ブラガンザ1662年にチャールズ2世のもとに嫁いできた(協会は「茶と砂糖を大量に持参」と説明)
東インド会社の独占の終わり協会は1813年、英国の紅茶の団体は中国との貿易の独占の終わりを1834年とする
アフタヌーンティー1840年代ごろ、公爵夫人アンナ・マリアが広めたと言われる(英国の紅茶の団体は1841年)
ボストン茶会事件1773年12月16日(マサチューセッツ歴史協会)

アフタヌーンティーの始まりは、ここで見た出典のどれも「と言われる」の書き方です。

📚 この項目の参考


🌿 インドとスリランカで作られるようになったのは?

インドとスリランカで19世紀に入ってからお茶の栽培に成功したことをまとめたスライド

インドとスリランカでは、19世紀に入ってからお茶の栽培に成功しました。

英国の紅茶の団体は、1838年にアッサムの紅茶が箱でロンドンに届いたと説明しています。
スリランカ紅茶局は、ジェームス・テイラーが1866年に最初の茶葉をしおれさせた、と紹介しています。
日本紅茶協会のサイトのコラムでは、この年は1867年です。

売り場でインドやスリランカの紅茶を見かけたら、この19世紀の流れを思い出してみてください。

紅茶の種類は、こちらにまとめています。

📚 この項目の参考


🗾 日本の紅茶はいつから?

明治20年(1887年)の紅茶の初の輸入と、11月1日の紅茶の日をまとめたスライド

日本に紅茶が初めて輸入されたのは、明治20年(1887年)で、たったの100kgでした。

年できごと出典
明治8年多田元吉が派遣され、アッサム種の原木を持ち帰り、静岡県丸子で栽培に成功国立公文書館
明治20年(1887年)初めての輸入、100kg日本紅茶協会
1906年リプトンが初めて輸入されるリプトン
1927年「日本初の国産ブランド紅茶」の三井紅茶(のちの日東紅茶)日東紅茶(メーカーの紹介)
1971年紅茶の輸入が自由化日本紅茶協会
1983年11月1日が「紅茶の日」に日本紅茶協会

紅茶の日は、大黒屋光太夫が1791年に紅茶を飲んだと考えられている話から、11月1日が紅茶の日になりました。

紅茶の日については、こちらに書いています。

📚 この項目の参考


☕ 私は、紅茶検定の勉強でどう覚えた?

紅茶検定の勉強で、NotebookLM で資料をラジオ風の音声にして聞いた私の覚え方のスライド

私は紅茶検定の勉強で、NotebookLM に資料を読み込ませ、ラジオ風の音声にして聞いて勉強しました。

NotebookLM は動画でもまとめて説明してくれて、バラバラだった知識がひとまとまりになったのもよかったです。
本だけだと全体のまとまりがよく分かっていなかったりするので、本とアプリと NotebookLM を全部つなげることで、うまくいくものなのかな、と思いました。

紅茶の歴史も、NotebookLM の音声で聞きました。
紅茶の歴史で覚えやすかったのは、ボストン茶会事件の話です。

紅茶検定の勉強のしかたは、こちらに書いています。


💡 まとめ|5つの流れでざっくりつかむ

その国の紅茶を1杯淹れて流れを思い出すことを呼びかけるまとめのスライド

紅茶の歴史は、中国で生まれ、オランダがヨーロッパへ伝え、英国で広まり、インドとスリランカで作られ、明治の日本に届いた、という5つの流れでつかめます。

  • 原種は中国の雲南省あたりとされ、紅茶になった経緯に定説はない
  • 17世紀に、オランダによってヨーロッパへ
  • 英国では、キャサリン王妃(1662年)やアフタヌーンティー、ボストン茶会事件(1773年)
  • 19世紀に入ってから、インドとスリランカで栽培に成功
  • 日本の初めての輸入は明治20年(1887年)、紅茶の日は11月1日

年号は、出典によって違うものがあります。
気になった話があったら、その国の紅茶を1杯淹れて、流れを思い出してみませんか?

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