🍵 はじめに
紅茶の歴史を知りたいけれど、年号や人の名前が多くて、どこから読めばいいか迷いませんか?
アフタヌーンティーやボストン茶会事件など、聞いたことのある話がどうつながるのかも気になりますよね。
実は、紅茶の歴史は、中国・オランダ・英国・インドとスリランカ・日本の5つの流れで見ると、ざっくりつかめます。
この記事では、日本紅茶協会などの説明から、紅茶の歴史の大きな流れをまとめました。
紅茶検定の勉強で、私がどう覚えたかも書きます。
■先に答え

| 流れ | ざっくり言うと |
|---|---|
| 1. 中国 | お茶の原種は中国の雲南省あたりに自生していたとされる |
| 2. オランダ | 17世紀、オランダによって中国からヨーロッパへ |
| 3. 英国 | 1662年のキャサリン王妃の話、アフタヌーンティー、ボストン茶会事件(1773年) |
| 4. インドとスリランカ | 19世紀に入ってから、お茶の栽培に成功 |
| 5. 日本 | 初めての輸入は明治20年(1887年)で、たったの100kg |
年号は、出典によって違うものがあります。
この表では、出典で違いがない年号を中心にしました。
🌱 紅茶はどこから始まった?

お茶の原種は、中国の雲南省あたりに自生していたとされます。
日本紅茶協会は、お茶が飲み物として一般化したのは6世紀以降だと説明しています。
ただ、紅茶になった経緯については、定説はありません、と協会は書いています。
始まりがはっきりしないところも、紅茶の歴史のおもしろいところです。
📚 この項目の参考
⛵ どうやってヨーロッパに伝わった?

お茶は17世紀に、オランダによって中国からヨーロッパへ伝えられました。
日本紅茶協会の説明は「オランダによって」までで、運んだ会社の名前は書かれていません。
英国の紅茶の団体(UK Tea & Infusions Association)は、最初の茶が届いたのを1606年としています。
ヨーロッパに届いた年は、出典によって書き方が違います。
📚 この項目の参考
🏰 英国ではどう広まった?

英国では、17世紀にお茶が売られ始めました。
英国で最初にお茶が売られた年は、日本紅茶協会の説明では1657年です。
英国の紅茶の団体は、日付のある最初の記録を1658年としています。
| 話 | 出典の説明 |
|---|---|
| キャサリン・オブ・ブラガンザ | 1662年にチャールズ2世のもとに嫁いできた(協会は「茶と砂糖を大量に持参」と説明) |
| 東インド会社の独占の終わり | 協会は1813年、英国の紅茶の団体は中国との貿易の独占の終わりを1834年とする |
| アフタヌーンティー | 1840年代ごろ、公爵夫人アンナ・マリアが広めたと言われる(英国の紅茶の団体は1841年) |
| ボストン茶会事件 | 1773年12月16日(マサチューセッツ歴史協会) |
アフタヌーンティーの始まりは、ここで見た出典のどれも「と言われる」の書き方です。
📚 この項目の参考
🌿 インドとスリランカで作られるようになったのは?

インドとスリランカでは、19世紀に入ってからお茶の栽培に成功しました。
英国の紅茶の団体は、1838年にアッサムの紅茶が箱でロンドンに届いたと説明しています。
スリランカ紅茶局は、ジェームス・テイラーが1866年に最初の茶葉をしおれさせた、と紹介しています。
日本紅茶協会のサイトのコラムでは、この年は1867年です。
売り場でインドやスリランカの紅茶を見かけたら、この19世紀の流れを思い出してみてください。
紅茶の種類は、こちらにまとめています。
📚 この項目の参考
🗾 日本の紅茶はいつから?

日本に紅茶が初めて輸入されたのは、明治20年(1887年)で、たったの100kgでした。
| 年 | できごと | 出典 |
|---|---|---|
| 明治8年 | 多田元吉が派遣され、アッサム種の原木を持ち帰り、静岡県丸子で栽培に成功 | 国立公文書館 |
| 明治20年(1887年) | 初めての輸入、100kg | 日本紅茶協会 |
| 1906年 | リプトンが初めて輸入される | リプトン |
| 1927年 | 「日本初の国産ブランド紅茶」の三井紅茶(のちの日東紅茶) | 日東紅茶(メーカーの紹介) |
| 1971年 | 紅茶の輸入が自由化 | 日本紅茶協会 |
| 1983年 | 11月1日が「紅茶の日」に | 日本紅茶協会 |
紅茶の日は、大黒屋光太夫が1791年に紅茶を飲んだと考えられている話から、11月1日が紅茶の日になりました。
紅茶の日については、こちらに書いています。
📚 この項目の参考
☕ 私は、紅茶検定の勉強でどう覚えた?

私は紅茶検定の勉強で、NotebookLM に資料を読み込ませ、ラジオ風の音声にして聞いて勉強しました。
NotebookLM は動画でもまとめて説明してくれて、バラバラだった知識がひとまとまりになったのもよかったです。
本だけだと全体のまとまりがよく分かっていなかったりするので、本とアプリと NotebookLM を全部つなげることで、うまくいくものなのかな、と思いました。
紅茶の歴史も、NotebookLM の音声で聞きました。
紅茶の歴史で覚えやすかったのは、ボストン茶会事件の話です。
紅茶検定の勉強のしかたは、こちらに書いています。
💡 まとめ|5つの流れでざっくりつかむ

紅茶の歴史は、中国で生まれ、オランダがヨーロッパへ伝え、英国で広まり、インドとスリランカで作られ、明治の日本に届いた、という5つの流れでつかめます。
- 原種は中国の雲南省あたりとされ、紅茶になった経緯に定説はない
- 17世紀に、オランダによってヨーロッパへ
- 英国では、キャサリン王妃(1662年)やアフタヌーンティー、ボストン茶会事件(1773年)
- 19世紀に入ってから、インドとスリランカで栽培に成功
- 日本の初めての輸入は明治20年(1887年)、紅茶の日は11月1日
年号は、出典によって違うものがあります。
気になった話があったら、その国の紅茶を1杯淹れて、流れを思い出してみませんか?





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